「一般貨物Q&A」は、運送業に関する様々なテーマをピックアップして、知識や情報を提供することを目的としたページです。
これから開業しようとお考えの方が本ページを読んで、運送業に関する知識を習得していただければ、幸いです。
Q12.「法令試験」とは「運行管理者試験」のことですか?
A12.運行管理者試験とは異なります。法令試験は資格試験ではなく「一般貨物(特定貨物)自動車運送事業の許可を受けるためだけに受験する試験」です。
法令試験に合格しなければ一般貨物(特定貨物)自動車運送事業の許可を受けられないことから、法令試験は避けて通ることができません。
受験者は「一般貨物(特定貨物)自動車運送事業に専従する常勤の取締役(個人事業であれば個人事業主)」ですが、その他の詳細については以下のとおりです。
試験科目
貨物自動車運送事業法・同法施行規則・輸送安全規則・報告規則
自動車事故報告規則
道路運送法
道路運送車両法
道路交通法
労働基準法
自動車運転者の労働時間等の改善のための基準
労働安全衛生法
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
下請代金支払遅延等防止法
貨物自動車運送事業法・同法施行規則・輸送安全規則・報告規則
自動車事故報告規則
道路運送法
道路運送車両法
道路交通法
労働基準法
自動車運転者の労働時間等の改善のための基準
労働安全衛生法
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律
下請代金支払遅延等防止法
試験日
申請日の翌月以降の奇数月の中旬頃(中部運輸局管轄の場合)
申請日の翌月以降の奇数月の中旬頃(中部運輸局管轄の場合)
受験機会
最大2回
(2回目も不合格の場合は、許可申請が却下になります。2回目の試験に不合格だった場合は、却下される前に申請を取下げて申請書類を返却してもらいます。)
最大2回
(2回目も不合格の場合は、許可申請が却下になります。2回目の試験に不合格だった場合は、却下される前に申請を取下げて申請書類を返却してもらいます。)
受験場所
中部運輸局
(中部運輸局管轄の場合です。静岡県、福井県、三重県、岐阜県の方も名古屋まで受験に来なければなりません)
中部運輸局
(中部運輸局管轄の場合です。静岡県、福井県、三重県、岐阜県の方も名古屋まで受験に来なければなりません)
試験時間
50分
50分
合格基準
30問のうち、8割以上の正解
30問のうち、8割以上の正解
運行管理者試験は受験したことがありますが、法令試験は受験できませんので、受験した申請者さんからの伝聞でしか情報がありませんが、今までに2回以上不合格となった申請者様はおらず、申請を取下げた経験はありません。
昔は試験になんでも持ち込めたので、合法的にテキストなどをカンニングできたのですが、これでは試験の意味がないということで、今では持ち込みが一切禁止になりました。
当日、試験会場で貸し出しされる法令試験条文集のみを見ることができます。
法令試験条文集は、国土交通省のホームページからダウンロードできます。ぜひご活用下さい。(左記リンクのページ最下部にある「その他」の一番下の「〇法令試験条文集」をクリックして下さい。なお、「※ページ数が多いため、印刷の際は両面印刷にするなどしてください。」と書かれていますが、実際容量が大きく、開くのに結構時間がかかります。)
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